とある週刊誌の巻頭グラビア記事、
世界各国の、普通にくらしているご一家が、
自宅の前に家財道具を全部出して撮った写真が並んでいました。
写真のサイズは同じだから、家財道具が多ければ、当然遠景になります。
一番多かったのは、日本のご一家。
両親と子供二人の典型的な核家族、ごく普通の一戸建て。
家財はたしか4000点だったような。
想像もつきませんが、細かいものまで合わせるとそれくらいかなあ。。。
ひとり1000点所有している計算。
家財の前に並んだご家族は、顔も全然わからない。
笑っているのかすましているのか。。。
幸せなのか、悩んでいるのか、疲れているのか。。。
一番少ないのは、アフリカのとある部族のご一家。
両親と息子の3人家族。
家財は16点。
狩りに使うヤリとか、ナントカという神様の像もありました。
17点目はお母さんが近々独り立ちする息子のために、木を削って作っている食器。
そして、画面いっぱいに写っている満面の笑顔の3人。
これは、間違いなく、幸せですね〜
先進国だから、多いというわけでもなさそうで、
やたらにキッチン家電が多くて家も大きいアメリカよりも、日本が多い。
ヨーロッパの国は、良いものをメンテしながら使い続けて継承する国が多く、
フランス人は服を10着しか持たないそうだし。。。
それなりにあるけど、日本ほどじゃない。
日本も、ちょっと昔、祖父母の親世代くらいまでは、質素な暮らしだった。
貧しかったから〜というのもあるけど、
いくら買えるようになったからといって、
今の現代人、モノ持ち過ぎだと思う。
江戸の長屋暮らしの庶民は、
やたらに頻発する火事の時に大八車に積んで逃げられる量しかもっていなかった。
それで足りた。
飢餓の期間が長かった人類が、飽食になった現代、病気になるように
家も、モノを持ち過ぎて「生活習慣病」に罹っているんだと思う。
病気を治すのは自分。お家を健康な状態に戻すのも自分。
だからといって、何でも捨てましょう〜ではありません。
私は「ミニマリストになる」お手伝いをするわけじゃない。
本当に自分に必要で、心からそれが好きなものなら、持っていてもいい。
捨てることはない。
そうじゃないもの〜死んだモノ〜に囲まれた暮らしをなんとかしましょう、
それのお手伝いをしようと思っています。
------------------------------
と、昨日のhimalaya「ぱぱぱや*おかたづけマガジン音声版」第2回の収録原稿でした。
声で聴きたい方は、こちら
]]>
ぱぱぱや*おかたづけマガジン、きばなです。
今日から、himarlaya さんで音声配信を始めます。
よろしくおねがいします〜
-------------------------------
こちらは、音声配信の原稿です。
きばなの声で聴きたい方は、こちら へどうぞ
-----------------------------------
新年度がスタートし、新しい生活を始めた方もたくさんいらっしゃるでしょう。
春は心機一転、今までの暮らしを見直す季節でもあります。
私は、おかたづけを専門に発信していこうと思っていますが